摩耶山ブログマヤログ

Archive for the ‘自然’ Category

晩秋のスクープ!シェール槍からの紅葉を激写せよ!!

土曜日, 11月 23rd, 2013

IMGP5751
秋も深まり、木々の葉が紅く染まりはじめる頃。取材班(1人)に、とある情報筋から極秘の情報が寄せられた。
この季節、摩耶山の紅葉を楽しむために絶好なロケーションがあるという。その名は、シェール槍_。

 

報せを受けた取材班(1人)は、さっそく情報の真偽を確かめるべく「シェール槍」へと向かった。

 

シェール槍は、穂高湖のちかくに位置しているという。
ひっかかるのはもちろん、その名称だ。まさか湖のほとりにシェールさんの槍が刺さっているとでもいうのか。
いやまて、そもそもシェールさんとは一体何者なのか・・・

おっとしまった、危うく情報に踊らされてしまうところだった。とにかく行って確かめてみるしかない。話はそれからだ。

IMGP5452 そんな想いを逡巡(しゅんじゅん)させながら、我々取材班(1人)は穂高湖への入口に到着した。

 

IMGP5453 すこし歩くと、さっそく運命の分かれ道がお出ましだ。しかも二つ続く。どっちに行けばシェール槍に近づける、右か、左か_

真ん中を進んでみましょう。

IMGP5759IMGP5456 そのうち「穂高橋」に差し掛かった。右手には治水設備が大きく口を開ける。いよいよあのシェール槍に近づいてきた証とでもいうのだろうか_
おっと左にも広めの道があるぞ。ちょっとのぞいてみよう…

 

IMGP5773IMGP5772IMGP5771 綺麗だ…。おもわず顔がニヤけてしまうほど、心地良い秋の風景がそこには広がっていた。
ここのベンチに腰掛けて、陽が落ちきるまで大切な人と大切なひとときを・・・

などという想像も取材班(ひとり)には広げる余地がなく、ひきつづきシェール槍を目指し右手へ。

すると…

IMGP5459 あった、「シェール槍」の標識が!!
「あと10分」と示された矢印の先は・・・んん?

IMGP5779 IMGP5780 岩崖なのですが・・・。

いや、ここまで来たのだ、挑戦しなければ苦労してきた甲斐がない!!

というわけで、ガッシガッシ…IMGP5463

ガッシガッシ…IMGP5467

ガッsさすがは秘密のスポット。切り立った岩壁が行く手を阻む。このままではせっかく新調した登山靴が台無しになって_

IMGP5478 着いた。

「あと10分」の標識に違わず、ロッククライミング気分を味わいながらすぐに頂上に到達できた。足下への注意は必要だが、慎重に進めば登ることができる。これがシェール槍の頂。そしてぐるりと見渡せる長大パノラマは_

 

IMGP5802
真っ赤っか♡

…というより、緑の針葉樹林と色づいた広葉樹林とがモザイク状に山々を彩っている。
しばし見とれ、おもわず足下がおろそかになってしまった。
IMGP5795IMGP5496 すばらしい。これはすばらしいロケーションだ。
寄せられた情報は本当だったのだ。よかった。

 

IMGP5814 「シェール槍」という名前の由来だが、その前を通るシェール道は、明治時代に神戸にやってきたドイツ人のシェール氏が愛した道として名づけられている。
そこから伸びた槍のような岩山ということで、「シェール槍」となったのではないだろうか。
シェールさんは実在したのだ。

IMGP5785 このシェール槍が紅葉スポットとしても、また四季折々の山の表情をたのしむためにも格好の場所であることは確かだった。
日が傾きはじめたことを感じながら、私はふたたび登頂することを誓って岩肌をくだりはじめた。

IMGP5832IMGP5539IMGP5828 なおこの季節、穂高湖周辺ではシェール槍方面を中心に秋の摩耶山の紅葉を存分にたのしめる。
シェール槍への入り口は穂高湖周遊路のうえにあるので、行き帰りには穂高湖からの風景もオススメだ。

 

 

IMGP5924穂高湖・シェール槍へは…
掬星台より六甲山牧場方面へ道なりに進むと、15分ほどで穂高湖への入り口に到着します。
表示板に従い進んで穂高橋までまっすぐ、そこから右手に進めばシェール槍への入り口があります。
またシェール槍への入り口を過ぎて進むと穂高湖の周遊路につながります。
周遊路は400メートルほどですが、日没時間が早まっているため、時間に余裕を持ってお越しください。

摩耶のまや~(猫)その2

土曜日, 11月 16th, 2013

最近の摩耶山は、来る度に山化粧がちょこっとずつ変わっています。ロープウェイ乗車時のお客さんから、ブロッコリー見たい!という声を聴きますが、今は透き通っているようなまっから、きれいな黄色、しぶい~い茶色などなど。紅葉の季節、ハイキングが一層楽しめる季節。

今朝は、試運転のロープウェイを下車して階段を上がると、見つけたまや~の親子。親猫には、思いっきりにらまれながら、子猫2匹が穴?から出てきていました。牛模様っぽい子猫たち。

摩耶のまや~たち

 

次回、ロープウェイを下車した後に、建物の下を見てみてにゃ~☆

 

 

明日は、神戸市内はマラソン大会X2そして摩耶ビューテラス「テルモ・ロドリゲス来日 標高702mの試飲会(ワイン)」は、午後3時から午後5時まで開催されます♪

 

☆当日のワイン販売は行っておりません。後日発送となります。

☆飲酒運転防止のため、お車でのご来場はお控えください♪

 

「地図をよむということ」ロゲイニング講座が大成功の巻。

日曜日, 11月 3rd, 2013

ロゲイニング3地図をみるのではなく、よむ。
それはさらに山を楽しむための技術。

前回のニューハレテーピング講座につづき、秋のパフォーマンスアップ講座、第2弾!
ロゲイニング講座が摩耶ビューテラス702でおこなわれました。

ここでみなさんに質問。
「ロゲイニング」って言葉、ご存知でした?

地図とコンパスを用い、指定されたポイントをめぐるスポーツ。
それがロゲイニングです。

また、地図を読む技術は普段の山歩きやトレイルランニングでもたいへん役立ちます。
自分がいま、どちらを向いてどこを歩いているのか。
そして、この先どんな状況が予想できるか。

スムーズに山道をすすむため、そして未然に事故をふせぐため、ロゲイニングはとても大切なスキルでもあるのです。

全日本選手権チャンピオンの田島利佳さん

全日本選手権チャンピオンの田島利佳さん

今回の講座では、日本でもトップクラスの読図技術をお持ちの田島利佳さんを講師に迎え、14名の参加者のみなさんがいっしょになって読図を学びました。

ロゲイニング1まずはテラス内でベーシックな知識を講義。
グループワークも交え、笑顔が絶えない時間でした。
端々に明らかとなる、読図のおもしろさと奥深さ。
ここでは詳しくお伝えできませんが、なかには秋の行楽シーズンにもってこいの読図方も伝授され、みなさん大喜びされていました。

ロゲイニング4崖がちかくにあるから足下が危なそうな道、幅がせまいため通行に注意がいりそうな道、等高線から急なアップダウンが予想される道など。
読図の技術があれば、歩いたことのない山道でも頭のなかでイメージでき、実際に歩くときの大きなアドバンテージとなるでしょう。

ロゲイニング5午前の講義後には、教わった知識をもとに3時間ほど実践山歩き。

ロゲイニング6 ふたたびビューテラスに戻り、フィードバックとまとめをおこなって、無事ロゲイニング講座が終了しました。

いっぽう翌日に「六甲山ロゲイニング2013」を控えた田島さん達は、モンテ702で販売している六甲〜摩耶周辺の地図をひらき、そのまま本番にむけた読図をスタートされていました。
「備えあれば憂いなし」といいますが、物を用意するだけでなく地図を読むということも、山歩きには欠かせない。そしてスピードだけでなく、考えることも大切なロゲイニングというスポーツのおもしろさが伝わる講座でした。

 

 

写真

「ちょっとおもしろくなってきたでしょう、地図!」

当日のイベント概要はこちら

自然観察!歴史散策!摩耶古道ウォーク参加者募集!!

金曜日, 10月 4th, 2013

自然豊かで悠久の歴史を持つ摩耶山。その摩耶山で古くから利用されてきた摩耶古道をガイドさんと一緒に散策する「摩耶古道ウォーク」を開催します。

3コースありますので、各自の体力にあわせてお申し込みください。

日時:平成25年11月17日(日)※雨天時は翌週24日(日)に順延

集合時間:10時30分(解散は各コースとも15時頃予定)

集合場所:掬星台

募集人数:90名(30名×3コース)※先着順です!

参加費:無料(交通費は各自負担、まやビューライン参加者割引あり)

申込方法:下の申込用紙に必要事項を記入の上、郵送・FAX・Eメールで申込

申込締切:平成25年11月8日(金)

コース:自然観察Aコース(約5km) 初心者向けコース

自然観察Bコース(約5km)  初心者~中級者向けコース

歴史散策コース(約2.5km)  紅葉を見ながら歴史散策をするコース

※当日の天候により、コースを変更する場合があります。

主催:兵庫県神戸県民局県民室、山の案内人の会

協力:摩耶山観光文化協会

問合せ:兵庫県神戸県民局県民室環境課

Tel:078-361-8629 Fax:078-361-8589

摩耶古道ウォークチラシ(申込用紙)

 

タカの渡りが見れる~♪

日曜日, 9月 8th, 2013

毎年9月の23日の前後一週間タカが上昇気流に乗って東から西に渡る時期だそうです!

掬星台から、双眼鏡で空を見ると、渡り鳥が見えるかもしれません!そして鷹はいろいろな種類がいて単独で暮らす鳥。なので気流に乗って飛んでいるのですが淡路か姫路方向を目指しているようでs。

場所によって、鷹の群れができ、鷹の柱ができる現象がみられることもあるそうです。

 

詳しくは、こちらのHPをご覧ください。http://www.gix.or.jp/~norik/hawknet/hawknet0.html

そしてカラスはつがいで飛んでいるそうです。さぁ。空を見て下さい。新しい発見があるかもです♪

情報は、笑顔の素敵な藤原様(兵庫区)より。