摩耶山ブログマヤログ

Archive for 3月, 2014

旨い!でつながる、山のクッキング教室

月曜日, 3月 31st, 2014

送迎付き山上絶景BBQが1,000円という破格の参加費のイベント。

それは、
「第9期 灘大学 山のクッキング教室」(3/29土 開催)!

 

BBQといえば、炭火でお肉を焼いて食べる、焼いて食べる、そんなイメージかもしれませんが、灘大学では「山のクッキング教室」ということで、火のおこし方や炭の配置から始まり、食材ごとの焼き方やBBQのレシピ紹介まで、さらに奥深いBBQを体験!

講師は、淡路島BBQ協会代表の増田さん。
肉を焼くだけじゃあないBBQの極意、伝えていただきました!

丸いフタ付きBBQコンロは実に多彩な料理法ができる道具!

丸いフタ付きBBQコンロは実に多彩な料理法ができる道具!

 

BBQって実はコース料理もあったりします。
世界のBBQ調理はとっても多彩。
今回もお肉はもちろんですが、それ以外にもいろんなものが登場しました。

BBQ料理の1つ「ビア缶チキン」は、缶に肉詰めして焼く…のではなく、チキンにビール缶が挿してあるのです!ビールの炭酸などで肉が柔らかく美味しくなります〜

BBQ料理の1つ「ビア缶チキン」は、缶に肉詰めして焼く…のではなく、チキンにビール缶が挿してあるのです!ビールの炭酸などで肉が柔らかく美味しくなります〜

ところでBBQで大切なのは何?
「炭?」「食材?」

実は「コミュニケーション」なのです。

みんなで協力して火をおこす、焼いたお肉をみんなに切り分ける、子どもも参加してマシュマロ焼き、みんなでおしゃべりしながら楽しく作り上げていくのがBBQのポイント!

美味しいモノを食べて、みんな仲良くなっちゃう、それがBBQです♪

炭火が穏やかになってきたらマシュマロタイム。この時は隣の人との距離がぐっと縮まります♪

炭火が穏やかになってきたらマシュマロタイム。この時は隣の人との距離がぐっと縮まります♪

風が強くて少し寒かったのですが、そんなことにはおかまいなく、参加者の輪には笑顔があふれて会話が弾みました!

身体を空けて待った甲斐!!達人たち摩耶山に来るの巻。

日曜日, 3月 30th, 2014

3月21日、mayasan.jp史上最大規模となるイベント、「摩耶山で達人と一緒にはじめての登山&まき割り 火おこし&おにぎり体験」がおこなわれました。かつて修験道の達人である天狗が駈けたこの山に、現代における達人たちがあつまり、長年にわたって培われた叡智をおすそ分けするべく集結されました。
100人にも達する参加者があつまり、タイトルどおり盛りだくさんな内容も相まり、まさにモンスター級となった今回。くわしい様子は参加された方だけのお楽しみ!ということで、あらためて達人の皆さんをご紹介いたしましょう。

 

(1)摩耶山の達人_慈憲一氏

IMGP7119お一人目は、灘区を知り尽くした町あそびの達人、慈憲一(通称naddist)氏です。今回の舞台である摩耶山も、言って見れば庭園のようなもの!山道の楽しい歩き方を皆さんに伝授されました。
いつもエネルギッシュで周りを巻き込んでいくことに定評がある慈氏ですが、この日はどちらかというとフリーダムな子ども達に巻き込まれ気味!なかなかめずらしい状況になっておりましたよ。

 

(2)火おこしの達人_野元浩二氏

IMGP7234おつぎにご紹介しますのは、長崎県は佐世保よりお越しの野元浩二氏。今回は火おこしの達人として、子どもたちに火付けのコツを伝授されました。またニホンミツバチの生態系を守る「ミツバチたすけ隊」としても、精力的に活動されています。
関西弁神戸弁とはまたちがう独特な、それでいて親しみやすい言葉で軽快に話され、たいへん和やかな雰囲気でした!この日は野元さんの指導史上最年少という、小学一年生の子が火おこしを達成しました。拍手!

 

(3)まき割りの達人_ランバージャックス加古川

IMGP7280さらにまき割りの達人を任されたのは、“まき割り結社”ランバージャックス加古川の皆さんでした。加古川市から全国へ、「自然と人間をつなぐ」をモットーに活動していらっしゃいます。
実際にまき割りを指導していただいたのですが、ラクできれいに割るためには全身で斧をつかわなければなりません。まさに、爪先から頭のうえの髪の毛いっぽんまで、連動させるように振り下ろします。パカン、パカンと。あとストレス解消にはかなり効きそうでした、こんにゃろっ♡(パカン☆)

 

(4)おにぎりの達人?_湯川カナ氏

IMGP7324起こした火と、割った薪をつかい、お米を炊いておにぎりをつくりました。皆さんをひっぱったのは、おにぎりの!というより、“毎日をラテンにする”達人、湯川カナ氏でした。
今回のイベントの主催であるリベルタ学舎の代表でいらっしゃる湯川氏。この機会に各界の達人が会したのも、湯川氏のラテンパワーあってこそなのです。みんなで登って起こして割ってつくったおにぎりの味は格別!この日の大成功を物語る、とびきりの三角形でした。

 

以上、「摩耶山で達人と一緒にはじめての登山&まき割り 火おこし&おにぎり体験」で集まられた達人のみなさんを、駆け足でご紹介してまいりました。またいつか、摩耶山でふたたび相見えることを願って。ごきげんよう!!

 

 

…ん?いかがされましたか、その物足りなさそうな表情は?

_フフフ、わかっておりますとも。
そう、あの達人のご紹介が残っているではありませんか。

それではご紹介いたしましょう。

身体づかいの達人、

甲野善紀先生ですッッ!!!!

(待たれよ次回)

4月13日、山上朗読会で物語世界へトリップ!

土曜日, 3月 29th, 2014

 

4月半ばといえば、年度末や新年バタバタの疲労がちょいちょいと出始める頃ですが、
そんなお疲れのアタマを「妄想」でほぐしてみませんか?w

番外 本読みの時間in摩耶山
4月13日に虹の駅舎で開催される「番外 本読みの時間 in摩耶山」は朗読イベントです。
その名の通り、出演者が本を読む…朗読するわけです。
が、標高451mの山上朗読会はそんじょそこらの朗読会とはワケが違います。

複数の出演者が絡み合いながら、作品が語られます。
摩耶山の中腹で読まれる作品の1つはあの芥川龍之介氏の作品「薮の中」
薮の中の駅舎で読む「薮の中」は果たしてどんな様相を呈することになるのか…!?
個性派の3人の男優陣と紅一点の主催者・甲斐さん、
それぞれの声、言葉、表情、動きが、
頭の中の妄想力をかきたてます!

なんといっても俳優陣の……
あの作品のあのシーンが……

いえいえ、ここで多くを語ってしまってはいけません。
アナタの目と耳で、ぜひ作品世界を体験して下さい!
4月13日は摩耶山・虹の駅へトリップ!
日常を忘れて本読みの時間へトリップ!

詳細、お申込方法などは以下!

=====================
標高451mで開かれる山上朗読会
萌出る緑。
真実の芽吹きは、・・・ひとつ。

番外「本読みの時間」in摩耶山

日時:4月13日(日) 15時開演

《出演》
小野真也
徳永健治

甲斐祐子

徳田祐介
(有限会社ワイワイワイ)

《予定作品》
芥川龍之介 原作 『藪の中』
(脚色・甲斐祐子)

江國香織 作「桃子」

開演予定時間:15時(公演時間約1時間)
受付開始予定:14時30分

場所:摩耶山 ロープウェー虹の駅 駅舎
(摩耶ケーブル虹の駅下車)

摩耶ケーブルは毎時0,20,40分に発車します

摩耶ケーブル下までは…
阪急王子公園駅から坂バスで8分
JR灘駅からから坂バスで11分
各線三宮駅、JR六甲道駅、阪急六甲駅から
神戸市バス18系統乗車摩耶ケーブル下下車
車でのご来場はできません。

料金:1500円(1ドリンク付)
* 受付にて摩耶ケーブル往復チケットをご提示頂くと、1250円に割引致します。

主催・問合せ先:本読みの時間
問合せURL:http://kaiyukan.net/
協力:monte702(ドリンク提供)

 

 

4・14虹の駅『うたごえカフェ』に想い馳せて。

木曜日, 3月 27th, 2014

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 先に断っておかなければならない。筆者は80年代後半の生まれである。そのため、かつてあったという歌声喫茶の繁栄や、それらを拠点とした「うたごえ運動」の広がりを知らない。人前で、みんなで歌うといえば、せいぜい学生のころの合唱コンクールくらいであり、あとはもっぱらD◯MやJOYS◯UNDといったカラオケのことしか思い浮かばない。または昨今インターネット上で氾濫する「歌ってみた」の類だろうか。ストリートミュージシャンやバンドのボーカルといった経験がないかぎり、同世代なら大体おなじ感覚なのだろう。

 そこで、最初に「うたごえカフェ」と聞いたときには、めずらしいというよりむしろ、まぁそういうこともあるんだろうなという、さしわたって驚きのない感覚を持った。だが、今回マヤログでイベント紹介を担当するにあたり情報をあつめるにつれ、これはどうやら、ただ右から左へ受け流すにはあまりに勿体のない貴重な催しであることがわかってきたのである。かつて、きっと筆者の父や母が今の私くらいの歳のころ、より身近に感じていたであろう文化が、今この虹の駅に辿りつくということは、ひょっとしたらちょっと凄いことではないだろうか。

 今回のうたごえカフェを企画するアコーディオン奏者の望月一郎さんは、神戸市灘区の篠原南町にあるロシアン喫茶「喫茶オリーブ」で、毎月1回うたごえ喫茶を開かれてきた。現在は阪急王子公園駅前の福祉センターにて、ひきつづき活動されているという(毎月第二土曜日)。摩耶山の麓でささやかに営まれつづけてきたうたごえ文化が、ちょっと爪先立ちして虹の駅にやってくる。いつもよりすこし高くから流れだすうたごえは、山から流れる川のように、灘の街を駆けて海にとどくことも、あるのかもしれない。

 

♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬

『うたごえカフェ』
日時:2014年4月14日(月) 14 :00~16:00
場所:摩耶ロープウェー虹の駅 駅舎内
参加費:500円(800曲収録歌集レンタル、ドリンク実費)
☆当日はモンテ702より、ソフトドリンクをご用意いたします(販売)。
アクセス:
JR灘駅南側/阪急王子公園南側より坂バスに乗車

「摩耶ケーブル下」で下車

摩耶ケーブルに乗車

摩耶ケーブル「虹の駅」より摩耶ロープウェー「虹の駅」まで徒歩1分

 

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緊急広報!!3・30摩耶詣祭に家族みんなでおいでおいで~♪

火曜日, 3月 25th, 2014

日本全国のふしぎなお祭、いわゆる“奇祭”が注目されている昨今。
ここ摩耶山にも、れっきとした“奇祭”が存在することを、皆さんはご存知だろうか_

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摩耶詣 2014

-馬が詣でる奇祭-

3.30、祭の火蓋が切って落とされる。

 

煽りはほどほどに、気になるお祭りの見どころを一挙ご紹介!!

まずは「摩耶詣で厄を払われたお馬のパレード」
そもそもなんでお馬さんなのか。理由は江戸時代までさかのぼります。
旧暦2月、初午(うま)の日。近郷の人びとが、飼い馬の息災を願い、馬を連れて天上寺に参拝しました。そこで馬に花かんざしを馬に飾り、土産に摩耶昆布を持って帰るというヘンなめずらしい風習があったのだそうです。

さかのぼって現在。皆さんにおうちで飼われてるお馬さんを連れてきてもらう…わけにもいかないので、六甲山牧場より木曽馬さんとミニチュアホースさんに詣でていただきます!現場では大人気キャラしゅげんくん迎え撃ちお出迎え、これでお宅のお子さんも大喜び間違いなし!!

つぎに「摩耶修験回峰行者による柴灯護摩供」
山の安全と世界の平和を祈り(マヤレンジャーも顔が立たない!)、行者さん達が国立公園公認・最大級となる託し上げをおこないます。一家そろって無病息災だッ!!
ちなみにこの行事、単なるスーパー煙モクモクカーニバルではなく、摩耶山のの山開き宣言としての顔も持っているのですね。\ 立 春 /

そして恒例となった「摩耶鍋販売」があります!
ヤミではありません、失礼な。あの摩耶観光ホテル(マヤカン)や、オテル・ド・摩耶の前身である摩耶ロッジで名物料理だった摩耶鍋が、忠実に再現されて振る舞われるのです。灘五郷に由来する酒粕汁となっており、皆のからだとおなかが温まること間違いなし、消費税改訂前の今年がチャンスッッ!!

以上、異常なテンションでお伝えしてきました摩耶詣の見どころですが、ほかにも「春を呼ぶだんじり囃子の演奏」「摩耶山のお土産・縁起物の即売」など、お祭りとして家族のみなさんで楽しめることうけあいです。ただいま摩耶ロープウェーが運休中につき交通手段がご不便かと思いますが…

歩いたらええねん☆登ったったらええねん☆

♪みんなでわいわい摩耶詣♪

 

 

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摩耶詣

-馬が詣でる奇祭-

 

11:00〜 摩耶詣・御供会(天上寺)
●閼伽御供(あかごくう)
お釈迦様の産湯に使われたという伝説がある産湯の井より閼伽水をくんでお供えする儀式

●菜の花御供(なのはなごくう)
摩耶詣にゆかりの深い菜の花をお供えする儀式

●御馬詣(おんまもうで)
馬が金堂で花かんざしをさずけてもらう儀式
今年は右の写真のミニチュアホースが参加します。

●本尊供(ほんぞんく)
牛や馬の厄除をしたのにちなんで、ペットなど全ての生き物に感謝し無病息災を祈願する法会
※まやビューラインはペットも一緒にご乗車できます。(ケージ等はご用意ください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11:30〜 春山開き(掬星台)
●摩耶詣で厄を払われたお馬のパレード
花かんざしで飾られた六甲山牧場の木曽馬とミニチュアホースが山伏を先頭に天上寺から掬星台まで行進

●春を呼ぶだんじり囃子の演奏
―五毛御燈会・上野宮西会・篠原中老会―

●摩耶修験回峰行者による柴燈護摩供
摩耶山の春の山開き

●摩耶鍋販売
旧摩耶観光ホテルや摩耶ロッジの名物料理摩耶鍋が復活。灘五郷にちなんだ酒粕汁(限定200食)

問合せ:078-861-2684(摩耶山観光文化協会事務局 天上寺内)